8-TacticalAssociation（ミリブロセクション）

標記の件、A.O.S.E.のチンストラップですが、
安物買いの銭失いをしてしまったといった感じです。
ケチらずにops-coreのチンストラップを買えばよかったと
後悔しております。

どこが良くないのか以下に解説いたします。
(写真は4degrees Tacticalさんより)
簡単に説明しますと、①側をこめかみ付近側のネジで取り付け、
②側が後頭部付近のネジに取り付けるようになっております。
この写真を見てわかると思いますが、①側が長く、②側が短くなっています。

(写真は4degrees Tacticalさんより)
88式鉄帽に取り付けた写真ですが、長さの調整幅も①側が大きく、
②側が小さくなっています。
このチンストラップは、顎の先に引っ掛けるものなので①側を
いくら長く伸ばしても、顎の先には引っかかりません。
構造的に②側を伸ばさないと顎の先には掛からないのです。

ヘルメットが違いますが、同じH型のチンストラップ(ops-core製)を
見てみましょう。

どちらの紐が長いでしょうか？
後頭部への紐(②側と同じ紐)の方が長くありませんか？
4点式のチンストラップは後頭部への紐が長いのがほとんどだと思います。
画像を検索してみればわかると思います。

で、私はどうしたかというと、②側にある後頭部を支えるストラップ(H型の真ん中の横棒部分)
を①側に付け替えました。縫製をバラすことなく簡単に出来ました(製品としてどうなんだ…)。

①側を後頭部に取り付けて、限界まで伸ばした写真です。
これで問題なく顎の先に掛けることが出来ました。

アメリカに近接戦闘を習いにいった普教連の隊員がインタビューを
受けていて、A.O.S.E.のチンストラップを付けていたのですが、
顎の先に掛けられず、66式の顎紐みたいな使い方をしていた映像が
youtubeにあったのですが見つかりませんでした…。

とりあえず、A.O.S.E.さん。後頭部側の紐を長くしてください。
お願いします。