2014年06月15日
OODAループ考察 その3
2014/06/13
2014/06/14
続きです。
OODAループについて調べると
「OODAループを素早く回転させましょう」、
「Orientがループを早く回すのに重要です」と
よく書かれています。
そして、
「OrientはCultural Traditions(文化的伝統)、
Analysis & Synthesis(分析・総合)、
Previous Experiences(従来の経験)、
New Information(新しい情報)、
Genetic Heritage(世襲資産)、
5つの要素を―(ry」
と書いてあります。
いいたいことは分かるけど…。
なんとなくぼやっとした感じです。
色々調べていくうちに最初に疑問に思っていた
「Implicit Guidance & Control・・・暗黙の誘導制御」が
重要であることが判ってきました。
私がOODAループ調べてきた結果を一言でいうと
「Implicit Guidance & ControlがOODAループを早くする」 です
「Implicit Guidance & Control・・・暗黙の誘導制御」は
重要であるにも関わらず、一番説明不足になっています。
では「Implicit Guidance & Control・・・暗黙の誘導制御」とは何なのか?というと、
一番近い概念は、ナレッジマネジメントでいう暗黙知だと思います。
新しい言葉を出してしまって申し訳ありませんが、
ナレッジマネジメントは、知識を共有化、明確化を図り、
作業の効率化や新発見を容易にする企業の知識経営ことです。
その中で、暗黙知は「経験や勘に基づく知識のことで、言葉などで表現が難しいもの」と
記されております。もっと砕けた言い方をすると
「Implicit Guidance & Control・・・暗黙の誘導制御」はコツ、ノウハウ、勘
OODAループと職人さんの行動を照らし合わせれば、
分かりやすいかもしれませんね。
職人さんはモノ見て、すぐに的確な行動しますよね?
まさにOODAループ最速のObserve→Orient→Act(Observe→Act?)を行っています。
それは職人さんはコツ、ノウハウ、勘があるからです。
ただ、常に新しいことにも目を向けて行かなければOrientで
間違った判断してしまいますので職人気質すぎるのもよくありません。
OODAループについては理解できたと思います。
まぁ、要訓練ってことですね。